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Google公式ブログにて、Googleの生成AI「Gemini」と、お店やサロンの情報を管理する「Googleビジネスプロフィール(GBP)」を連携できる新機能が発表されました。
GoogleビジネスプロフィールをGeminiに接続すると、実際の口コミや店舗情報、パフォーマンスデータなどをもとに、Geminiへ相談できるようになります。
たとえば、GeminiにGoogleビジネスプロフィールについて質問すると、未接続の場合は接続するための案内が表示されます。Geminiがプロフィールを自動で参照しない場合は、プロンプトに「@Google ビジネス プロフィール」と追加することで呼び出せます。
現在、この機能はGeminiのウェブ版で段階的に提供されています。そのため、利用条件を満たしていても、まだ接続画面が表示されない場合があります。
また、現時点で対象となるのは、確認済みのGoogleビジネスプロフィールを1件だけ所有または管理している方です。複数のプロフィールを管理している場合は、現在のところ利用できません。
そのほかにも、
- 18歳以上であること
- Googleビジネスプロフィールに紐づく個人のGoogleアカウントを使っていること
- Geminiのアクティビティ保存がオンになっていること
などの利用条件があります。
仕事用・学校用のGoogleアカウントでは、現時点では利用できないため注意が必要です。

何が変わったの?
これまでも、AIに「口コミへの返信文を考えて」とお願いすることはできました。
ただ、AIはそのお店の実際の口コミや営業時間、パフォーマンスまでは知らないため、提案できるのは一般的な文章が中心でした。
口コミの内容やお店の雰囲気を自分で説明し、出てきた文章をお店に合わせて手直しする必要があったんですね。
今回の連携で変わったのは、GeminiがGoogleビジネスプロフィールに登録されている情報を参照したうえで、提案できるようになったことです。
たとえば、次のような使い方ができます。
- 最近の口コミを表示・要約する
- 口コミへの返信文の下書きを作る
- 営業時間や特別営業時間を更新する
- 最新情報やイベントなどの投稿を作成する
- プロフィールに不足している情報を確認する
- 口コミに共通する意見や傾向を整理する
- 表示回数やウェブサイトへの誘導、ルート検索、予約などのパフォーマンスを確認する
- お店が検索されたときのキーワードを確認する
つまり、「一般的なアドバイス」から「あなたのお店の実際の情報を踏まえた提案」へと、一歩踏み込んだのが今回のポイントです。
たとえば、
「最近の口コミには、どんな傾向がある?」
と聞けば、複数の口コミに共通する声を整理してもらえます。
「接客について高く評価されている」「場所が少し分かりにくいという声がある」など、一件ずつ読んで自分なりに感じ取っていたことを、Geminiと会話しながら整理できるようになったイメージです。
小規模事業者ならどう活かす?
①飲食店・カフェを営んでいる方
営業後の忙しい時間帯に、口コミへの返信文の下書きをGeminiに作ってもらうことができます。
丁寧な言い回しのたたき台があるだけでも、返信へのハードルはぐっと下がります。
ただし、そのまま投稿するのではなく、お客様とのやり取りやお店の雰囲気に合わせて、自分の言葉を加えてから使うことが大切です。
②美容室・サロンを一人で運営されている方
臨時休業や営業時間の変更、季節のキャンペーンなど、後回しになりやすい情報の更新に活用できます。
Geminiと会話しながら確認することで、
「来月の臨時休業をまだ掲載していなかった」
「キャンペーンのお知らせを投稿していなかった」
といった更新の抜け漏れにも気づきやすくなります。
③小売店・実店舗を持つ方
営業時間や説明文、ウェブサイト・SNSへのリンク、写真など、プロフィールに不足している情報がないか確認してもらう使い方もできます。
どれも地味に見える部分ですが、来店や問い合わせを検討している方にとっては大切な情報です。
まずは現在のプロフィールを一緒に点検してもらうだけでも、改善点を見つけるきっかけになります。
④士業・コンサルなど、個人で相談業をされている方
お客様から寄せられる質問や口コミの傾向を整理し、Googleビジネスプロフィールの投稿やホームページのFAQを作る際のヒントとして活用できます。
よく聞かれる内容を先回りして発信しておけば、お客様の不安を減らすことにもつながります。
同じ説明を何度も繰り返している場合は、その内容を発信に変えるきっかけとしても使えそうです。
利用前に確認したいこと
今回の機能は、現在段階的に提供されています。
そのため、条件を満たしていても、まだGoogleビジネスプロフィールとの接続機能が表示されない場合があります。
また、現時点では、確認済みのGoogleビジネスプロフィールを1件だけ所有または管理している方が対象です。
複数店舗を運営している方だけでなく、複数のプロフィールを管理者として担当している方も、現在は利用できない可能性があります。
利用できるか確認したい場合は、Googleビジネスプロフィールに紐づく個人のGoogleアカウントでGeminiのウェブ版を開き、プロフィールについて質問してみましょう。
Geminiが自動でプロフィールを参照しない場合は、プロンプトに「@Google ビジネス プロフィール」と追加してみてください。
接続できるアカウントには、画面上に案内が表示されます。
Point 🌿
Googleビジネスプロフィールは、Google検索やGoogleマップからお店を見つけてもらうための、大切な入り口です。
今回のGemini連携は、その入り口を整える手間を減らしてくれる便利な機能です。
ただし、「すべてAIに任せれば大丈夫」というものではありません。
特に口コミへの返信など、お客様へ直接届く文章は、必ず一度内容を確認しましょう。
AIが作った文章は、あくまで「たたき台」です。
お店らしいやわらかさや、お客様との関係性に合わせたひと言を自分の言葉で加えることで、伝わり方は大きく変わります。
すべての機能を一度に使いこなそうとしなくても大丈夫です。
まずは、
「最近の口コミをまとめてもらう」
「後回しにしていた口コミ返信の下書きをひとつ作ってもらう」
そのくらいの軽さから始めてみるのがおすすめです。
利用できる方は、自分のお店の情報を確認する時間に、少しだけGeminiを取り入れてみてはいかがでしょうか。

